身の回りの片付けを始めています。
生前遺品整理なのかも。
どんなに大切に思っている、
愛着があるものでさえも、他人からみたらゴミ。
他人にとって不要なものは
自分の手で片付けるしかないのです。
いろいろなものを
いろいろなアクシデントで失ってきたけれど
惜しむのは一瞬。
人の手を煩わずのは、無しにしたいなあ、と思う次第です。
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しがみつきたい人はしがみついたままで居ればいい。
無くして惜しいものが無い生活をしていると
何事があっても
ただその時に感情は揺らいでもすぐ、
立ち直れる。
そんな私を母は
「悟りを開いたようだ」というけれどそうではなくて
悟ったわけではないのだけれど
ただ
わかったことがあり、それを日々思うし実行しているだけ。
なので今回も惜しいとは思わない。
新しいものがつぎつぎとやってくるから。
人生は得るものばかり。
人生は知るものばかり。
世界は憂いが漂ったとしても
サンピラーのようにダイヤモンドダストがきらめいている。
日々、絶え間なく。
昨日
RLの友人たちと久しぶりに会う機会があって
いろいろな話で盛り上がったのですが
その場でひとこと、言われました。
「本当にRLが充実しているなら、
ひまつぶしのゲームなんてやってる暇がないでしょ」
つまりは、
潰す時間なんてないから、という意味を言いたかったらしいのですが。
10年前、休職してNET常駐していた私に聞かせてやりたい。
「やること、他にあったよね?」
と。
今は、身体が3つぐらい欲しいです。
仕事Aをする私。仕事Bをする私、仕事Cをする私。
その他をする私も欲しい。
やりたいことがありすぎて、時間が足りない。
ふわふわと飛ぶパーティクル
魔法のようにきらめいていた世界で出会ったふたりの魔法使いは
「裏側は知ってしまうとつまらなくなるよ」と
私の前ではいつも不思議な魔法を使って楽しませてくれていた。
見惚れるパーティクルたち。
魔法は魔法のまま、
呪文はわからない呪文のままでいたほうが
幸せな子供の気分で過ごせることもある。
大人になれば、気づいてしまう。
魔法使いの寂しさに。
物事の裏側に。
夢から覚めると、現実は、
美しく、残酷で、慈愛に満ちていて、
なのに冷たくて狡猾で。
「知らないままのほうが幸せだよ」と
ささやく。
もうとっくに気づいていたのだけれどね。
知らないふりをするのも、大人なのよね。
現実逃避と
果てしない自己満足。
けれど
きっとまた満足することはなくて
手に入りそうですりぬけていくナニカを
また追い求めている。
違う。まだ違う。
これでいい、ということは、無くて
まだ違う、違うと。
誰かのためではなくてもう
自分のために。自己満足を追い求めている。