今から20年ほど昔の話です。
夢中になったゲームがありました。
ポリゴンアドベンチャーゲーム、という呼ばれ方をしていた、
RPGです。
月花霧幻譚、という名前を覚えている方もいらっしゃるかも。
雰囲気も、音楽も、ストーリーも、声優陣も。
当時としては真新しかった、ポリゴンのアバターも。
夢中になってプレイしていました。
印象的だったのは、凶兆編(たしか一枚目はこういう名前)の空。
黄昏の夕映えのように朱く、
道を通っていても遠くは見えづらく(そういう仕様でしたが)
なんとも言えない孤独と不安を煽るものでした。
これはそのプレイ画面がYou Tubeにアップされていたものを、
キャプチャしたものです。
粗いですが、当時はこれがミュシャの絵にみえていました。
とても妖艶で不思議で。インパクト強めでした。
今見れば、雰囲気以外は全く違うのですが。笑。
こんな風にみえていた訳です。
人の脳って騙されやすいですね。
記憶も薄れ、名前と脳裏に残った空の色だけが思い出でした。
アバターの動かし方も、クリックして物を取ることも、
基本はこのゲームで覚えました。
ただ、ポリゴンには不満を持っていて、
もっとなめらかで美しいアバター(当時はこういう呼び方も知らず)を
自在に動かしてみたい!という欲求だけが残り。
それから10年以上過ぎて、
セカンドライフという世界を知ったわけです。
昨日、
あのゲームの迷路のような町並みの背景にあった、
朱の空を再現してみました。
ちょっと懐かしさを感じつつ。
そして、
その夢の世界に、今生きています。
キーワード: オンラインゲーム,MMO,RPG,ゲーム,online,game
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿